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サステナビリティー

カナダでは、数百年にわたり牛肉生産技術が培われてきました。
私たちは、私たち自らの責任の下で資源を管理しています。
「スチュワードシップ」の考えに基づき、持続可能性を実践します。

アニマルケア

持続可能で高品質のカナダビーフの生産は動物と環境への配慮より支えられています。

家庭や世界中の消費者の間で、持続可能な牛肉生産に対する関心が高まっています。消費者は自らが食べる物がどこから来て、責任ある方法で生産されているかどうか知りたいと考えています。カナダでは、持続可能な牛肉生産をめぐる議論が進み、ついには世界で初めて「持続可能な牛肉に関するカナダ円卓会議(CRSB)」が設立されました。CRSBはカナダにおける持続可能な牛肉の生産を促進し、その認知度を高めるために、複数の関係者による積極的な協力を進めています。

カナダは国内の持続可能な牛肉生産を測定、監視、および推進するために、CRSBを通じて堅牢なフレームワークを策定しました。このフレームワークは、3つの主要な作業領域で構成されています。

1. 持続可能性のベンチマーキング
主要業績評価指標(KPI)を使用して、業界の持続可能性の進捗状況を監視および測定し、牧場から食卓までのプロセスが社会、経済、環境に与える影響を評価します。
2. 指標とその検証
バリューチェーン全体における個々のオペレーションの測定結果を明確に示し、結果確認のための検証プロトコルを維持します。
3. 持続可能性プロジェクト
持続可能性の向上と発展を促し、業界の継続的な発展と改善に貢献します。CRSBは持続可能な牛肉について、「地球、人、動物、進歩を重視し、社会的責任を有し、環境にやさしい、経済的に実行可能な製品」と定義しています。

動物愛護と私たちをとりまく自然環境

適切に育てられた健康な動物は、資源消費が少なく環境への影響が少ない高品質の牛肉を生産するための基礎です。カナダは世界で2番目に大きい国で、新鮮で豊富な水と広大な国土を誇ります。生産者が将来世代の牧場のために自然環境を維持することは極めて合理的なことです。カナダでは豊富な牧草地が健やかに育っていますが、その3分の1は家畜以外の農業には適していません。こうした自然の牧草地は、生態系における生物多様性を維持し、病気を最小限に抑え、抗菌薬の必要性を大幅に減らします。また、牧草地が炭素排出の捕捉を促進し、地球の自然な空気ろ過システムとして機能していることも明らかになっています。カナダでは、牛肉の持続可能な責任ある生産を支援するために、州法および連邦法によって土壌と水質が監視・保護されています。
牛は、私たち人間が消化できない草を、私たちの食生活に不可欠なエネルギーと栄養の形に変換してくれる奇跡の動物です。カナダの生産者は動物福祉の管理者として、加工業者、輸送業者、獣医師、規制当局、動物福祉の擁護者との共同努力を通じ、肉牛の人道的な取り扱いとケアに関する行動規範の開発を主導してきました。カナダの国立家畜管理委員会は、家畜の管理と取り扱いに関する行動規範の責任を負い、業界の取り組みは現行法と規制によってさらに強化されています。
カナダ食品検査局(CFIA)は動物の輸送に関する連邦動物衛生法の規制基準を施行し、あらゆる市場向けの牛肉の生産に適用される人道的な畜牛の取り扱いと出荷を監視しています。動物福祉の維持は重要な責任であり、高品質の牛肉生産に不可欠な要素なのです。
現代の生産および肥育場(フィードロット)での作業内容は、より少ない畜牛からより多くの牛肉を生産できるよう進化してきました。1ポンドの牛肉生産に必要な飼料の減少により産肉性が改善され、これに伴う排泄物の減少は環境的利益をもたらしました。

検証済み牛肉生産プラスプログラム(VBP +)

検証済み牛肉生産プラス(VBP +)は、カナダ畜牛協会と畜牛研究評議会が立ち上げたプログラムで、その目的は農場での食品安全性、畜牛の世話、バイオセキュリティ、および環境管理に関するガイドラインを通じた、持続可能性の改善です。このプログラムは畜牛生産者が実施するもので、その内容は、農場での管理業務に関する標準的な手順および第三者の監査プロセスによる記録管理と検証が中心となっています。
VBP+における「環境責任(スチュワードシップ)」は、環境に配慮した牧場計画と土地・水の管理に関する各地域の要件をベースとしており、プログラムの内容は「持続可能な牛肉に関するカナダ円卓会議」によって策定された指標と検証の枠組みに合わせて設計されています。VBP+は、消費者の信頼とカナダ国民の信頼を高めることを最終目標としています。

カナダビーフの優位性

カナダビーフ業界は、消費者の皆さまの期待に応えるべく、カナダビーフの需要拡大にしっかりと取り組んでいます。
以下に示す4本の柱は、カナダビーフの根幹を成しています。

生産者について

牛肉について

世界基準の安全性

サスティナビリティー